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2006年5月29日 田んぼ [担当:山田勇一郎]

今年もいよいよ米作りが始まりました。
今年の霜里農場は豊コシヒカリ、月の光、高砂モチを作付けします。

1.唐箕で選別

去年収穫した種籾を唐箕にかけます。唐箕とは風の力で中身がつまっている種籾とそうでないものをより分ける機械です。これによって中身が詰まっていない種籾(シイナといいます)を吹き飛ばし、中身がつまった種籾だけを選別することができるのです。

2.野毛とり

脱ぼう機にかけます。籾の先っぽには野毛という小さな毛のようなものがついています。籾を手でまく場合には必要ありませんが、機械まきの場合は野毛をとることで均一に種籾を蒔くことができるようになるのです。

3.温湯消毒
温湯消毒

霜里農場では当然農薬は使いませんから、籾は温湯消毒をします。六十℃の湯の中へ十分間種籾をつけ、出してすぐに流水にさらして冷やします。このとき種籾を入れた直後は水温が下がりますから、たっぷりのお湯を沸かすか(バスタブなど)種籾を少しづつに分けて消毒するとよさそうです。この消毒によってバカ稲病を予防することができます。

4.塩水選
塩水選塩水選2 これは唐箕で選別した種籾をさらに良いものとそうでないものを分ける作業です。水が入った大きなバケツのなかに塩を入れ、比重が1,13になるようにします。比重計があればよいのですが、ない場合は産みたての卵を浮かべてみればわかります。横になって水面に浮いているようだと比重が大きすぎてほとんどの籾が浮いてしまいます。ちょうど良いのは卵が水面上に十円玉くらいの大きさで出ていて、縦に浮いている状態です。このときに大体比重は1,13になっているようです。ただし、小面積でやる場合やもっと厳重により分けたい場合はもう少し比重を大きくしてあげてもいいようです。

5.苗代作り

水口の近くに苗代をつくり、苗ポットの大きさに合わせてベットを作ります。このときに水を張ってその水面にあわせて土を削ったり盛ったりしてあげるとベッドが水平になって発芽がそろうようになります。おおよそ水平になったら水をかけてスコップの裏でなでつけてさらに平らに、表面をトロトロのすべすべしします。

6.籾ふり

これは籾をまく機械で行います。この機械では底土から籾ふりから覆土までを自動的にやってくれるのです。育苗用土は籾殻薫炭と山土を一対一で混ぜ合わせたものを使います。

7.苗箱並べ

 苗代のベットの上に根きりマットを敷いてその上に苗箱を並べてから上に板を置いて体重をかけて土の中に三分の一から半分がめり込むようにします。さらに新聞紙で覆ってその上から寒冷紗をべた掛けします。苗箱並べ

8.寒冷紗

八日間できれいに芽が出ました。芽が出たら新聞紙をはずしてポールを立てて寒冷紗をトンネル状にかけます。 これでとりあえずひと段落ですが、六月の田植えまで水管理に気は抜けません。 寒冷紗寒冷紗2


今月の霜里動物
ユミチャンVSオウガ
ユミチャンVSオウガでした
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