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有機農業を志す人へ

 ■豊かな自給が原点
人参

 有機農業を志す人は、まずおいしい農産物を豊かに自給する=「自分の食べ物は自分でつくる」ことが原点です。
体をついていかせるためにも就農は若いほどよく、二十代がベストです。
とくに非農家の人たちは、むだな力をいれず、力を抜く技術をマスターしなくてはなりません。
四〇歳を過ぎてから志す場合は、専業で独立を考えるより、ほかに仕事を持ちながら、有機農業を志すほうが良いでしょう。
こういう生活こそ二十一世紀型の理想的な暮らしなのではないでしょうか。



 ■農村への上手な入り方
 経営が安定し自給に自信がもてるようになるまでに少なくとも十年はかかります。
ですからどういうところに暮らしたいかを考え、その地で信頼のおける有機農業者を見つけ、研修させてもらいましょう。
約一年の研修で信頼関係を育み、その人のお世話で土地や家を借りて、農村へ入っていくのが理想的な就農の仕方だと思います。



 ■理解ある消費者をつかもう
 有機農業専業で生きていこうとするなら、それを支えてくれる、理解ある消費者をつかむことが重要です。
それには、土づくり、野菜づくりを通して、安全でおいしいものを自信を持って作る技術を身につけること、それを消費者に伝えていくことです。
「化学肥料や農薬を使わずにこうこうこういうふうに作りました、ぜひ食べてみてください」と誇りを持って説明できることがだいじです。
ちらしを団地の郵便受けに入れたり、直接消費者に手渡したりして宣伝し、まず十人くらいの消費者を捕まえ、輪を広げていきましょう。

 わたしのところでは、地元小川町から東京まで、四〇軒の消費者と提携しています。消費者と生産者が手をつないで安全なものを自給する、その輪が大きくなることで地域の自給ができあがる、これが理想です。



一番大事なことは、
「未来をみつめて、ムダ・ムリ・ムラをなくして段取りをつけるようにする」
ことです。 何事も段取りが重要です。




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